2012/06/30

@JessicaADomingo is talented.



多くの人にとってはYoutubeは暇つぶしのツールでしかありませんが、明日のアーティストを夢見る人々にとってはYoutubeは自身の作品を世に出す販促ツールになります。Youtube発のシンガーは数多くおり、Justin Bieberを始めとする彼らは人気曲のカバーを行い衆目を集めてメジャー、インディで契約を交わしています。7,8年前であれば将来のアーティストを探す手立てはMyspaceでしたが、現在はYoutubeで"曲+スペース+カバー"で検索をかける事で探し出せます。メジャーデビューアルバムの発売が決まったFrank Oceranの出世作である"Thinking About You"も例に漏れずいくつかの動画が散見され、中でもギターをかき鳴らし歌うシアトル在住Jessica Domingoが気になったので、紹介しておきます。と、言っても大した情報はないので、動画と各SNSを張りつけるだけになりますが。


Frank Ocean - Thinking About You (Cover by Jessica Domingo)


The Weeknd - Material Girl (Cover by Jessica Domingo)


Can you believe she is 15 years old.OMG!

Youtube
http://www.youtube.com/user/JessicaADomingo?feature=watch
Facebook
http://www.facebook.com/jessicaadomingomusic?sk=wall
Tumblr
http://jessicaadomingo.tumblr.com/
HP
http://jessicadomingo.com/

Frank Ocean、待望のメジャーデビュー作"Channel Orange"の発売日が決定。


音楽サイトを閲覧する時間もないほどに、ラットレースに夢中にならざる得なかった所、Frank Oceanのメジャーデビュー作"Channel Orange"の発売予定日が7月17日だとの朗報が届きました。 この日付についてはFrank Oceanが「年月日」だけをFBにポストしていたので、詳細分からず新たなMixでも発表するのかと解釈をしていただけに、ポジティブサプライズです。地味にアクセス数が伸びると思います。



1."Start"  Christopher Francis Ocean
2."Thinkin Bout You"  Ocean, Shea TaylorShea Taylor3:21
3."Fertilizer"  Ocean
4."Sierra Leone"  Ocean
5."Sweet Life"  Ocean
6."Not Just Money"  Ocean
7."Super Rich Kids" (featuringEarl Sweatshirt)Ocean, Thebe Kgositsile, HoMalay
8."Pilot Jones"  Ocean
9."Crack Rock"  Ocean
10."Pyramids"  Ocean, M. Ho, T. Johnson, John MayerMalay, Frank Ocean9:57
11."Lost"  Ocean
12."White" (featuring John Mayer)Ocean, Mayer, Tyler OkonmaFrank Ocean, Tyler, The Creator[9]
13."Monks"  Ocean
14."Bad Religion"  Ocean
15."Pink Matter" (featuring André 3000)Ocean, Andre BenjaminMalay
16."Forrest Gump"  OceanMalay
17."End"  

WikiよりChannel Orangeのトラックリストを引用。



Frank Ocean - Pyramids


2012/04/30

@JesseBoykins3rd live at #sonarsound in Tokyo.




Jesse Boykins III is an amazing singer. 


日曜日の昼下がりに着信あり。受信番号だけの表示なので、無視の直後にメッセージを受信。電話をかけ直して僕は急いで準備を整えて新木場行きの電車に乗り込んでいました。目当てのアーティストはJesse Boykins IIIです。2年前に、Jesseをお薦めしてくれたのが今回のライブに誘ってくれた友人でした。お互いJesseがSonarで公演するのは知ってはいましたが、出演者を見ても分かるのはJesseだけでした。その為にチケットを購入するにも躊躇して諦めていた所に前途の連絡が届きます。友人はJesse、Jesseのカメラマンとも知り合いだという事もあり当日になって急遽、彼のゲスト枠でSonar Soundに行ける事になりました。 感謝です。


友人とは久しぶりに会うので、互いの近況を話ながらメインステージにて今や遅しとJesseの登場を待っていました。いよいよ開演時間になりスポットライトの下に照らし出されたのは白人のDJ。JesseのDJは白人かもしれないけど、マイクスタンドは置いておらず、近くに居た人にこのステージに登場しているアーティスト名を聞くとJesseではない名前が返ってくるので、急いで売店の女性(可愛かった)にJesseが登場済みであろうステージを確認して小走りで向かいます。



Jesse Boykins III"I Can't Stay"

会場に足を踏み入れると最も聞きたかった"I Can't Stay"が耳に入り込んでくるので、幸福と残念が入り混じった複雑な心境に・・・。Jesseには野性味を溢れる風貌とは似つかわしい優しく囁くような歌い口で静的な印象を受けていましたが、ライブでは髪を掻き毟りながら全身でリズムを取り、観客を沸かすというよりも自分自身が歌う楽しみを噛みしめているいるように私の目には映りました。これはライブの醍醐味であろうし、以前から彼の音楽のファンではなく、何気なく寄ってみたら彼が歌っていたと観客にも彼の魅力が伝わる公演だっと思います。体感で時間が過ぎるのは早かったというより4、5曲で終わったは短かく、"I Can't Stay"を歌い出しから聞けず、"ITIS"が歌われなかった事も心残りですが、公演後、少し彼とは話す機会があったのにも関わらず、大した事も話せなかったのが最大の心残りになりました。


以下、センスの欠片もない写真。


到着。  


念願の!


Jesseの後はTeebs。


メインステージ


多分もう入る事が無さそう場所からの眺め。


雨など関係無く踊る人が数名。


Agehaに遊びに行くのは本当に久しぶりでした。前回は3年も前の話になります。とあるアーティストの来日公演があり、僕はそのアーティストの当時のアルバムの1stシングルをプロデュースした米国人と知り合いだったので、アーティストに話をして僕と友人の分のゲストでとってあげるとか言われAgehaに向かいました。ところが、なんの手違いからかゲストリストには入っておらず友人の分も出して入場したという少し苦い記憶が・・・。ちなみに、本気のI'm Sorryが聞けた事ともあり、そのプロデューサーとは今でも繋がっています。閑話休題、次の日の事を考える早めに帰宅したかったので、誘ってくれた友人とJesseのカメラマンに拙い英語で感謝を述べて会場を後にしました。誘ってくれた友人曰く、2年前にNYで生バンドによるJesseの公演を経験しているので、そっちの方がよかったと。次、来日する際には生バンドにより単独公演を期待したいです。

2012/03/24

気になるFrank Oceanの気になるバンダナ


その注目度が日増しに高まっているFrank Ocean。昨年末にはニューオーリンズを皮切りにファン待望のツアーをスタートさせ、海外はロンドンでも公演が行われました。出回っているロンドン公演の動画を確認すると"Thinking About You"を披露時に合唱で包まれる会場の熱気、飛び交う黄色い歓声から彼は既に国内を越えて高い人気を獲得しているのが伺い知る事が出来ます。と、同時に違和感を抱からずに得ません。小奇麗なスーツに身を包み歌うその姿に不釣り合いに思えるNBA選手かのように巻いたバンダナ。特に日本人ならその模様に目を引きます。


それもそのはず、彼は自身のTumblrで旭日旗のタオル?ハンカチ?を"my bandana. "と紹介していました。多少のひっかかりは残るものの、今更日本好きの海外アーティストがいるとしても驚愕する程でもないので、きっと日本好きなんだろうとの解釈に終始していました。しかし、バンダナの真相は別にありました。


Frank Ocean interview - BBC Sound of 2012 

Frank Oceanの動画を調べていると上記の動画を見つけました。"Swim Good"のMVのコンセプトは日本の漫画"Afro Samurai"からインスプレーションを得たと語っています。



「一番」のハチマキを持つ者は世界を制する力を持つ。「一番」に挑戦できるのは「二番」のハチマキを持つ者のみ。だが「二番」に対しては誰でも挑戦でき、ハチマキを狙う者達から常に襲われ続けることになる。かつて「一番」を持つ父を殺されたアフロは復讐のため「二番」を手に入れ終わることのない戦いに身を投じる。
早速、Afro Samuraiを鑑賞してみました。僕はAfro Samuraiの映画は現在まで2作品公開されているとは知らずに2作品目となる"Afro Samurai: Resurrection"を鑑賞してのですが、偶然にもFrank Oceanがインスピレーションを受けたとされている方は "Afro Samurai: Resurrection"のようです。


Swim Good

海の文字の上に「フランク。オーシャン」、善の文字の上にタイトルである「スウィムグッド」が浮かぶ冒頭が印象的な"Swim Good"では上で載せた"Afro Samurai: Resurrection"の画像左側の熊、右下の女性をモチーフとされた人物の登場が確認できます。



Frank Oceanは謙遜と他者への気遣いからなのかそれとも購入ボタンの操作を誤っただけなのか知る由もありませんが、「一番」でも「二番」でもなく、現在は旭日旗のバンダナを巻き(朝日新聞は勝手に社旗を送り付けても彼は好意的に受け取ってもらえるのでないかと思います。)、自身を戦いの輪廻に身を置くAfro Samuraiに重ねているようです。旭日旗のデザインが気に入っているのも少なからずあるでしょうが、メジャーデビュー時にはバンダナの変更を期待したいです。「二番」の。 

2012/03/18

Ellen初登場からその後のSophia Grace & Rosie


Sophia Grace & Rosie

"Sophia Grace"とグーグル検索バーに打ち込むと「小さなNicki Minaj、Sophia Graceが本物のNicki Minajと対面 on Ellen」の僕の記事が1番上に挙がるので、小さなNicki Minaj Girlsのその後を今回は書いてみます。


番組放送後、彼女達が出演した回は反響を呼び(現在、動画の視聴回数は3400万越えている)、1ヶ月後には再び番組に呼ばれます。強烈なキャラクターを画面いっぱいに放ちしゃべり倒すSophia Grace、一方でEllenからの問いかけに緊張の面持ちでと言葉少なめなRosieです。Yeah・・・。



番組にはこの2回だけではなく、不定期で呼ばれており、スタジオを飛び出してAMA、Grammyのレッドカーペットでのレポーターにも挑戦しています。スタジオ収録の際には歌を披露するのはお決まりのコース。この日はKeri Hilson "Turn My Swag "を歌い、ビートに合わせてSophiaの泣き虫なお父さんについての面白いラインも含まれたオリジナルラップまで披露します。力みながら全力で歌うSophiaの姿とマイクを握っているだけのRosieの姿の対比はおかしく何度も呼ばれる理由がわかります。ただし、最後の決めポーズはSophia以上としたたかな女の子Rosieです。


A fan sent this photo of Sophia Grace & Rosie at a basketball game! No. Wait. Hold on. Not Sophia Grace & Rosie. Definitely not. 


今週、都内ではNicki Minajのショーケースライブが開かれます。応募総数は1万件と越えたとも伝えられており、仮に当選した所で定時で上がれるのか。開場に間に合わないだろうな。そもそも定時で上がれないなど不安要素はいくつもありましたが、杞憂に終わったので元気に残業に励みたいと思います。今回のプラチナチケットを手に入れられて方には是非こう叫んで欲しいと思います。

"I love Nicki as Sophia Grace loves you"

もしかしたら何らかの反応をNickiは見せてくれるかもしれません。


2012/03/04

Calvin Harris killed Tokyo.


ビルボードチャートを制したRihannaの"We Found Love"をプロデュースした旬のプロデューサーCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)の来日ライブが 2月24日WOMB、 25日Visionの2日間行われました。Calvin HarrisのアルバムはiPhoneに入っているので、ライブに行く1週間前よりヘビロテで聴き、準備は整っていたのですが、紆余曲折を経て1人で行かざる得ない状況に陥り、元々、歌詞の無い音楽にあまり魅力を感じないので、Calvin Harrisの出番までに死んでしまう懸念を抱きながらVisionに足を踏み入れました。





Calvin Harris killed Tokyo.


M-floの人、知らない外国人を経て2時半を回った辺りでしれっと登場したオーラ無いお兄ちゃん aka Calvin Harris。登場間もなく彼の代名詞とも言える1曲"Awooga"が流されたので会場内の空気も一気に上昇します。


Calvin Harris"Awooga"

前途とは矛盾しますが、"Awooga"はクラブで何度も耳にして、ポップさとなんとも言えないチープさ(MVもこれまた酷いチープ感)の冒頭からの盛り上げるにいたる過程が好きで、その日はこの曲の為に足を運んだと言っても過言ではありませんでした。その頃には外国人と仲良くなっていたので、本当に楽しかった。

その夜、1番の盛り上がりをみせたのはRihanna"We Found Love"ではありましたが、他に歌物の曲は流される事はなく、期待していた"The Girls","Ready for the weekend"が聞けなかった事と、日本人相手に英語を呼びかけても意味無しと前夜に判断されたのか彼の煽りも聞けなかったのは残念でした。楽しかったですけどね。

WOMBは何度か行った事があるので、行った事がなかったVisonを選んだのですが、ライブ会場に近いクラブでした。多分、WOMBで聞いた方が盛り上がっただろうな。黒人モデルと知り合えたので良しとします。男だけど。(゜-゜)


Steve Angello & Laidback Luke f/ Robin S"Show Me Love"

知らない外国人は上の曲をかけていました。これも大好きな曲の一つです。

2012/01/22

今年、注目のElle Varnerを紹介。


22歳のシンガーソングライターElle Varner。両親ともにシンガーソングライターの家に生まれ育った彼女は話し始めると同じくらい早く歌を歌い始め、6歳からはフルートを始め、他にはピアノ、ギターと扱える楽器を増やしていきました。The Hamilton Academy of Music's Vocal Jazzではジャズを学び、学内のプログラムを通じてKelly BurgosとFoxミュージック社長Robert Kraftと出会います。というの記述の意味がよく分からないのだけど、その背景に彼らの後押しがあったのだろうかNYUに入学してClive Davisのプログラムを受講しています。そして、誰に言われたのか文脈からしてClive Davisからかけられた言葉なのか曖昧な部分ではありますが、"most likely to get signed"、"most likely to win a Grammy."と賞賛を受けてNYUを卒業。


"Only Wanna Give It To You"

現在はJ Recordsと契約を交わしています。昨夏にはJ Coleを客演に迎えた"Only Wanna Give It To You"でメジャーデビューを果たし、R&Bチャート20位の成績を残しています。この曲のプロデュースを担当したのはOak & Pop。インディアーティストを中心に曲提供をしていたメロディーメーカーOakが知らぬ間に現在Oak & Popというプロデューサーチームを結成&活動していました。90年代を彷彿とさせる無骨なベースとドラムが基調とされた曲調をうまく反映されているMVは音色彩豊かで素敵です。Elle Varnerの抑揚の付け方、余韻の残し方等、歌い回しは特徴的なので、一度耳にしたら離れる事は無いでしょう。歌詞は機知に富んでいて非常に面白く、"You're so classic I want you more than my Adidas"と売れ始めたら比喩に出してこない表現をしています。現在デビューアルバム"Perfectly Imperfect"を製作中ですが、明日はミックステープの発表を予定しています。時間があれば加筆したいと思います・・・、時間があれば。

【追記120204】

Elle Varner - Conversational Lush
http://soundcloud.com/omgellevarner/sets/conversational-lush/