2011/10/05

Rihanna"We Found Love"よりもCalvin Harrisの紹介記事。



ブラックミュージックの現行シーンはフランス人のDJ、David Guettaのアメリカ進出以前と以降では随分と様変わりしました。これまでにもHOUSE、 TECHNO、 TRANCEの要素を取り入れ製作された楽曲は多く発表されていました。それでも、クラブアンセムとして定着したBlack Eyed Peas"I Gotta Feeling"の爆発的ヒットを皮切りにアメリカンブラックアーティストを囲んで製作された"One Love"のヒットが、昨今の猫も杓子もエレクトロな潮流を決定的なものにしたのは言うまでもありません。



渦中の人物であり、セカンドアルバムも発表して更に勢いを上げるDavid GuettaとRihannaによる"Who's That Chick?"以来の新曲が聞きたい所ですが、Rihannaが新たなアルバム"Talk That Talk"製作に白羽の矢を立てた相手は、今年行われたオーストラリアツアーにも同行させていたスコットランド人のDJ、Calvin Harrisでした。Myspaceを出生に持つ彼が過去2枚発表しているアルバム"I Created Disco"、"Ready for the Weekend"のタイトルからパーティライクなDJであるのは疑いようもありません。アルバムはそれぞれUKチャート8位、首位そして後者はビルボードでも12位を飾り実力も裏打ちされています。彼もまた新たなアルバムを用意しているとの事なので、ブラックミュージック好きであり最近になってエレクトロ路線もイケル口の人は覚えて置いて損は無いかもしれません。彼の名前を知らなくてもクラブに通っている人であればもしかしたら "Awooga"を聞けば心当たりがあるかと思います。




Rihanna"We Found Love" Prod.by Calvin Harris



Calvinの代表曲の1曲でもある"The Girls"のサビ"I get all the girls, I get all the girls"を彷彿とさせる"We found love in a hopeless place"のシークエンスのお陰で歌詞が極端に少なく、日本人でも覚えるのが簡単な仕様となっています。調べきれませんでしたが、彼はシンガーソングライターでもあるので、ひょっとするとこのライティングを担当しているかもしれません。


望み無い場所=選択肢が数少ない状態で見つけたその愛が本物である可能性が高いとは私は思いませんが、窮地に立たされた状況を支えてくれる人(恋人に限らず、むしろ家族友人の方が当てはまるかもしれません)との愛こそが本物だと思います。いや、パーティライクな曲に突っ込みを入れてもしょうがないと分かっていますし、この曲が流れていたらそこはI finally found true love in my armsとでも言って騒ぐしか・・・。



LOUD 2011 Summer Tour - Meet & Greet Photos


Facebookに載せられたM&Gの写真で垣間見せる表情は、Rihannaの性格の良さが滲み出ています。




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